ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

意図を理解する

日替わりで様々な先生から指導を受けられるのは幸せです。

色々なアプローチの中から、自分に分かりやすいものを選び取れるから。

それぞれの先生が違った角度で、ケガせず正しい身体が使い方を教えてくれます。

 

割と一人で、あーだこーだ考えるのが好き。

悶えてる最中は、私は眉間にシワが寄っている(笑)。

そんな悶々として、試行錯誤している姿も、先生方は優しく離れて見守ってくれる。

見かねて(笑)、タイミング良く声をかけてくれたり、近くに来て質問しやすい雰囲気にしてくれます。

 

今の自分の課題は脚を強くし、お腹と胸をリラックスして後屈する。

ウシュトラ・ラクバジュラ・カポタ・・・。

カムアップにも、そんな身体の使い方が必要なのだと思う。。

そして、上手く力が抜けないのが自分の課題。

 

力む原因は色々・・・柔軟不足、神経痛、ビビッて萎縮、、、。

 

ある先生は胸椎の動きを促すようにしてくれる。

違う先生は私の強靭な(笑)前腿を力ませず、上手く伸びるアドバイスしてくれる。

また他の先生は、もう土台は出来てきてるから、体の繋がりが感じられれば苦しくないよと励ましてくれる。

 

色々な方向から自分を見ていてくれる・・・なんと素晴らしい♪

 

アドバイスの通り全部足りないのだけどね、、、、言葉は違うけど、意図は一緒かも。

“変に体に力入ってるよ~”って。

 

最近、前腿がヤケにパンパン。(う~ん・・・乙女としては避けたい事態!)

ウシュトラあたりから前腿マッチョ筋がシャシャリ出てくる。

カポタを一からやってみようと、後屈で壁に手を着く練習をし始めたら尚更よ。

後ろに倒れる時に、前腿の筋肉を全力で使って重心を支えてる・・・に違いない。

このままじゃ益々逞しくなっていく一方だわ。( ;∀;)

 

そんな間違った身体の使い方は、先生方は見て分かっちゃうんだろね~。

後屈で浅く早い、苦しい呼吸をしていると、無駄な力みを取るよう声掛けが入ります。

ある先生は、[肩をリラックスして下げたまま、鎖骨に呼吸を入れて。]

違う先生は「胸を上に引き上げて~」

他の先生は「脚の内側~上半身、胸から喉~頭頂への全部の縦の繋がりを感じて呼吸」

意識を向けるところが違うけれど、どれも肩から胸の力みを抜いて、呼吸を胸に入りやすくする動きになります。

 

私はそれぞれの声掛けを試して、自分の意識が向けやすい表現を選べばいいのよ。

意識する場所によって、逆に頭で考えすぎて力んじゃうこともあるのよ、私。

人によって響く言葉遣いは違います。「ガッテン」ポイントも個性。

身体の感覚のレベルによっても違うのかも。

今の自分に一番響く言葉を思い浮かべてアーサナをします。

 

アドバイスが自分にしっくりこなかったら、「きっと先生はこういう事を言いたいのだろうな~」と裏にある意図を読み解く。

すると意外と自分で解決法が見つかるかもしれません。

『木を見ず森を見よ』。 

言葉に囚われず、その奥の意図を理解する。

それぞれ先生の言葉の根っこは、ほとんど全部一緒なのよ。

沢山の枝につながる幹は一つ。そこが肝心なところね。

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カムアップの準備、なぜ手を脚へ近づけるのか?感覚が掴めなかった。

なぜなら・・・ブリッジの手を脚の方へ歩かせても、上半身にガッツリ100%の重心が残ったままだったから(苦笑)。

ただ単に苦しくなるだけだったのよね~。

言われるままに、やみくもに手を歩かせ&呼吸が荒くなって・・・終わりでした。

 

最近股関節ストレッチを取り入れ始めたら、手を脚へ近づけると脚へ重心が移ってくる感覚が出てきました。(どんだけ~!いまさら~!)

「お~、世間一般の人は、こ~ゆ~感覚を味わっていたのか!」と。

・・・ようやく意図が呑み込めました。

 

手を近づければ上がれるじゃなく、それによって鼠径部が伸びてこなくちゃダメだったのね。

インストラクションの奥の意図を読み取ってなかったんだな~。

今はフムフムです・・・。

まだ起き上がれるほど重心移動はなく、、、まだまだ伸びしろが残っているようです。

意図は理解できても、まだそれをイメージ通りに実行できる感覚は養われていない様です、、、とほほ。

 

私の伸びしろ、地球1周分くらいありそうよ。

優雅に船旅でのんびり巡っている状況です。