ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

宅練はハードルを下げる

数日宅練の日々が続き、気づいた事を書きたいと思います。

 

皆さんも同時期コロナの影響で、宅練の方がほとんどだったのではないでしょうか?

都内もIYCを除きVeda、UTL、MSTと、有名なシャラは一時Close(か、まだClose中)だったようです。

(私は単に背中を痛めて練習に行けなかったアホなIYC生です)

 

著名な先生方のブログ等にも宅練にあたってのコツや、気を付ける点を書かれている方も多く、とても参考になります。

そんなスゴイ先生方でも、やっぱり宅練はスタジオとは違うんだな~って。

 

色々な方が書いていたのは「ハードルを下げる」事。

これ、すごい分かりました。スタジオ練をベンチマークにしない。

どうしても「いつものスタジオでの練習に比べて、ちゃんとできなかった、上手くいかない」と思う気持ちがありました。

 

宅練は朝起きて、そのままの身体ですからね、移動時間もなく練習時間も繰り上がり、早い時間から始めます。

更にはマンションの場合は下階への音が気になります。

ジャンプバック・スルー等ドタンと音が出るものは自粛。

(上級者はフワっと行くんですよね、そうなりたい・・・・)

ヘッポコはそれだけでやる気マイナス10ポイント。

 

更に居間だとトリシティに余計なものが目に移り集中がそがれます。

マイナス10ポイント

 

身体はなかなかほぐれず、マリーチDがギリ、プジャビダ失敗、ガルバピンダは腕が通らず・・・更に心が折れそうなマイナス20ポイント加算。

ブリッジも苦しいだけのお腹も腕も膝も伸びない恰好で、不甲斐なさにマイナス10ポイント。

 

プライマリーを終わるころには合計マイナス40ポイントですよ。セカンドへの心はへし折れてしまう。

頑張ってセカンドへ進んでも、納得がいくプラクティスにはなりません。

よっぽど調子のよい時でないと、なかなかマイナスポイントは解消されないもんです。

 

長年練習を続けている尊敬する先生方も、ブログ等で「宅練はハードルを下げて良い」と書いてました。

そもそもスタジオと同じように・・・なんて厳しくなくて良いよって。

 

な~んだ、私だけじゃなかった 笑。

そう思ったら不甲斐ない自分でも良いような気がして来ました。

マイナス40を想定した練習を受け入れられるようになりました。

どこか1つでも納得がいくポイントがあれば良し。

 

宅練はマイナスポイントだけじゃない事にも気づきました。

自分の呼吸音が聞きやすい。

故に、どんだけポンコツな呼吸をしているのか分かりました (´・ω・`)

太陽礼拝ぐらいまでは良いのよ、吸う呼吸、吐く呼吸キレイに聞こえます。

途中から、フッ(一気に吸い込む音)、フー(鼻息荒い吐く呼吸)になってる。

静かな均等な呼吸は跡形もありませんでした。チャンチャン。

力んでるんだろね~。吸う息ほぼ聞こえない。吐く時は鼻息荒いし。

でもそれもスタジオ練では気づかなかった事。自分だけの呼吸音が教えてくれました。

もっと基本の呼吸から変えて行かないといけないのだな、しみじみ実感。

 

宅練のレベルが本来の自分の実力・・・どこかで聞いた気がします。

スタジオ練は雰囲気や周りのエネルギーに助けられている分、実力以上の練習になるのね。

 

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(ネットから拝借、これ、すごいツボです!)

 

ま、思いっきりハードルを下げた宅練も良いよね。それでも出来る範囲で全力出せば。

Take care of マイ・背中♡