ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

足りてない事に感謝する

下腹ポニョを何とか隠そうと、ルルレモンのハイライズ(腰高)のレギンスを履いていますが、、、動いているうちに捲くられ、鏡餅みたいなオノレの下腹が勝ち誇って出てきます・・・。

何度かウエスト部分を引き上げても、途中で気付くとやっぱり鏡餅・・・。

ハイライズの意味なし 笑。

とはいえ、やっぱり隠したい乙女心なのでした。

 

こんなお腹見せてすみませんね・・・と誰も居ない宅練部屋で呟く日々です。

 

手足がスラっとした、お腹が美しく凹んだ体型だったらなぁ~。

・・・間違いなく、インスタにバンバン載せますわ (‘ω’)

 

この「だったらなぁ~」が多い世の中です。

頭がもっと良かったらな~

運動神経が良かったらな~

可愛かったらな~

 

無いものねだり、と言いますが・・・無いものが多すぎる 笑

 

しかし、この「だったらなぁ~」原動力になるのですよね。

賢くなりたいから勉強する

運動が出来るようになりたいから練習する

可愛くなりたいからファッションを研究する

 

コンプレックスがある方が、実は反対の力が働いて努力出来たりします。

下腹ポニョを目立たせないように・・・と最近は黒レギンスで黒豹気分で練習してます。

 

黒豹気分でも、、、残念ながら出来ないアーサナは出来ないです。 笑

それが原動力となり、練習が続けれられているとも思えます。

上手くなりたい、上達したい、乗り越えたい・・・。

 

アラフィフぐらいになると、普段そこまで出来ない壁にぶつかることは無いです。

生活上の困難な事でも、回避策や誤魔化し方も上手くなってきますし。

 

でも、アーサナは回避も誤魔化しも効きません。

出来ないものは出来るようになるまでやるしかないのです・・・。

 

出来ないものが多いほど、出来ない自分に気づかされます。

取り繕っていても、ズルしても、、、出来てないのです。

 

そういうダメな自分がいることを認めてあげると、、、普段から「すみません」「教えてください」「ありがとうございます」という言葉が出やすくなります。

プライドが低いのでしょうね (‘ω’)

 

中年になると素直に謝れない人々が出てきます。

「ああ言えば、こう言う」。

自分は悪くないと、、、信じてしまっています。

 

「教えてください」が言えない。

だって、この歳になって恥ずかしいから。自分には不要。

 

自分の出来ない部分から目を背けて、更に頑なになってしまう。

逆に生きにくい人生にしてしまっているような気がするんですよね。

 

もっと、出来ない自分に素直になればいいのに。

 

「〇〇だったらなぁ~」精神ですよ。

自分が足りて無いのだから、ね。それを原動力にすれば良いのです。

 

年齢を重ねてからのアシュタンガのプラクティスの方が、心の学びにもなって良いと気づきました。

若い頃に始めたら、アーサナだけでエクササイズに偏っていたかもしれません。

出来ない自分に向き合ったり、ひたむきに努力したり、謙虚になる事まで気づけたかな?

イケイケ・ドンドン(←死語)の20代ならば、そこまで真剣になれなかったと思うのです。

 

体力も足りない

柔軟性も足りない

手足も短い

体型もぽっちゃり

 

だからこそ、こんなにプラクティスが楽しいのかもしれません。

ハイライズが負けて下腹ポニョが出てきても、笑って許せる。

人の3倍かかってようやく人並みまでしか出来なくても、それも自分。

手足が短くて届かなくても・・・ご愛敬 (゜o゜)

 

色々足りてないからこそ、楽しい人生。

そう考えたら、足りないものが多い方がハイオク満タン。

まだまだプラクティスは楽しめそうです。

 

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そして普段の生活でも「こんな出来ないアタシ(でもチャーミング♡)」がベンチマーク

人に対しても真摯に対応するし、周りのモノや人、環境もレスペクトしています。

 

足りてないからこその気づき。

多分・・・来世も続くよ、カポ持ち越すのは決定してるし。