ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

繰り返す事で身体は覚える

身体の使い方って、、、なかなか上達しないものですね。

アラフィフの肉体では尚更。

例えるなら・・・新しいソフトをダウンロード。

今の身体で起動に要する時間は、、、1ユガ。 笑

(ユガとはインド思想で「時代」となり、4つの時代に分かれています。現在はカリ・ユガ期(43万2000年もあります!))

カリ・ユガ - Wikipedia

 

頭で理解していても、身体がその通りには動かない。

あ~運動神経が良かった子供の頃に戻りたい・・・。

 

子供は割と自転車でも一輪車でもすぐ乗れるようになりますね。

身体と神経の発達が良く、脳の指令が上手く身体に伝わるのですね。

成長期って良いな♪

 

アラフィフィの身体にはその要素は微塵も残っておりません ( ;∀;)

ただ、全く可能性がゼロでもなく・・・

何度も何度も何度も、、、、繰り返す事で少しずつ身体が順応してきます。

 

そうだよね、、、

アシュタンガを始めた頃「チャクラ―サナ」(逆さでんぐり返し)が全く出来ない自分に驚いた。

子供の時は出来たんだよなぁ~。

 

仰向けから足を頭の先に持ってきたところで、、、身体の使い方が分からずにストップ。

どうやったら回転出来るのかチンプンカンプン。

 

何度もプラクティスでトライするうちに、身体が回転する感覚を覚えていきました・・・。

これも随分かかったよ (*’▽’)

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(画像はネットからお借りしました)

 

ボディービルダーが片方ずつ胸をピクピク出来るじゃない。

彼らだって最初はピクリとも動かなかったはず。

それを繰り返し行う事で、神経と筋肉が脳の指令に反応するようになる。

多分本当にやりたかったら・・・私だって死ぬほど繰り返したら出来るかも (・ω・)。

 

過去に自分のヨガクラスで、タダーサナのまま足指を1本ずつ挙げてみようという時間を作りました。

最初に足指5本を一気に持ち上げる、ほぼ皆さんクリア。

次は親指だけ、、、これも皆さん上がります。

小指だけ、ツリそうギリギリで1人か2人くらいは出来ます。

人差し指(だけ)となると、ほぼ皆さんギブアップ。←ココで笑いが起きます。

 

何度も何度も繰り返し練習すると、中指も薬指も単独で上がるようになるそうです。

(↑自分はやったことないけど (*’▽’))

 

頭では身体の使い方のイメージがあっても、それを具体的に指令として各筋肉や神経に伝達出来ないのです。

もし上手く伝達が出来たとしても、受け取る筋肉や神経が取りこぼします(苦笑)。

あはは、ダブルパンチ (。-∀-)

 

だからこそ、大人になったら1回で諦めちゃダメなんですね。

何度も、何度も練習する。

神経や筋肉が、脳の指令を上手く受け取れるようになるまで練習する。

何回か試して、「あ、出来ないわ」と諦めてしまう事のなんと多い事か・・・。

 

スプタクルマ・・・あまり皆さんが苦労しないでイケるアーサナ

これが全く出来ません。もう5年出来ていません。

私くらい長く出来ない&どうにもならないレベルの人を見た事すらありません。

 

背骨が2か所ほど全く動いてないらしいです(整体の先生によると)。

そのため背中をちゃんと丸める事が出来ないらしく、肩甲骨の硬さも相まって、手を後ろでバインドできません。

これだけやってもどうにもならないなんて・・・もう骨格異常で無理なんじゃないか・・・と思っています。

 

でも、最初にこのアーサナをもらった時の絶望感よりは、、、ちょっとマシなんだよなぁ (´▽`)

最初は手を後ろにも伸ばせなかった・・・タオルの両端を握ることすらギリだった。

上達してるっちゃ~してる。鍾乳洞並みのペースで。

 

人にはそれぞれ苦手な動きや難しいアーサナがありそうな気がします。

出来る事より、その苦手なモノにどう向き合うか、、、という所が大切なのでしょう。

そう思って毎日出来ないスプタに一生懸命向き合っています。

逃げずにコツコツ真っ向勝負。

 

プライマリーは出来るようになって天寿を全うしたいけど、

今世で出来なかったら、来世の私が続きをやるんです。たぶん。

 

なにせ、ユガ期は長い・・・。43万2000年

今世で出来なくても、全然カンケーない長さ。

 

多分、スプタが出来るようになる前に、胸ピクピクの方が出来るような気がします。

足の中指や薬指を単独で挙げる、、、スプタに比べたら。。。

出来る気、、、しかない! (゜o゜)