畑はすっかり秋模様。
コオロギが跳び回り(怖っ!)、虫の声が草の中から聞こえてきます。
ほぼ夏野菜は撤収しました、、、ナスを除き。
このナス、夏の間は食べきれないくらい沢山実がなりました。
そして夏の終わりに、、、果てた。
「もうオシマイね」と思っていたら、救世主現る。
先日アイカタにスイカのアドバイスをくれた、ご近所の畑のベテランさん、、、「まだ手入れすれば美味しいナスが食べられるわよ、切っちゃダメ」と。
言われるがまま枝葉をコンパクトにして、害虫駆除スプレーをして3週間。
その間、花も咲かず&変化なし・・・。
内心(やっぱダメじゃん)と思っていました。
4週間目に花をつけ始め、また可愛らしいナスが出来たのですよ!
嫁に食べさせちゃいけない・・秋ナス♡
見事に復活してくれました。
株ごと抜いて処分しないで良かった・・・・。
手入れした後の無言の3週間は、ナスにとっての準備期間。
その間成長もせず花も咲かずでしたが、蓄電していたのですね。
満を持して花を咲かせて実が付きました。
「ちぇ、結局花すら咲かないじゃん・・・」と思っていて、ゴメン。
目に見える変化はなくとも、しっかり準備を整えていたのですね。
プラクティスと一緒だな・・・と思ったのです。
次のアーサナに進めない時期。
特にプライマリーは進みが早いので、急ブレーキがかかると不甲斐ない自分に泣く。
毎日同じアーサナで出来なくて、ひっかかって、ウンウン唸って、、、終わる (‘ω’)。
スキップする事も出来ず、毎日ただただ繰り返す。
ナスで言えば、、、準備期間ね。笑
外からの見た目は全く変化ないけれど、、、内側は徐々に蓄電されています。
充電が完了した時、、、フワっとそのアーサナが出来たりするんですね~。
階段で言えば「踊り場」。
次の階段へ上るための、一息入れるスペースが必要なのです。
準備期間や踊り場の長さは人それぞれ。
アーサナによっても違います。
その期間があるからこそ、成長につながるんですね。
知らず知らずのうちに底力が育つ。
ちなみに私の準備期間は、、、果てしなく長い 苦笑。
長すぎて、このまま出口がないのか?と思うくらいのトンネル。
ナスで言えば、10年ぐらい越冬しそうな勢いです。
それでも、毎日コツコツと出来ないアーサナに向き合います。
きっと11年目には、芽が出ると信じて・・・・。(出てくれぇ~)
芽が出た時に、ちゃんと根っこが張ってないとね。
毎日の練習が根や太い茎となり、成長を支えているのです。きっと・・どこかで。
ようやく1か月を経て出来た小さいナスは、形も色もイマイチでも可愛い。
大切に使い切りました。
そしてまだまだもう少し秋ナスが楽しめそうです。
頑張ったナスよ、プラクティショナーとしてはかなり上級者に違いないっ。