ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

前進するための後退があってもいい

後屈修正中。

簡単に言うけどね、これがまた難儀・・・(>_<)

 

私の身体のクセとして、一か所の比較的動く背骨の一部分だけを使ってしまう。

胸椎と腰椎のつなぎ目。

そこだけちょっと動く様になったら、頼りすぎてしまった。

 

反れているのだけど、そこだけ頑張るイビツな背骨のアーチになってます。

で、改善。

 

そこだけに頼らないように意識をMAX集中。

腰や胸椎の上の方までしっかり使えるイメージをしながら修正中。

 

残念ながら、サボってた腰や上部胸椎は・・・ほぼ動かないので、後屈全体としたら今までより浅いし、伸びは感じにくいです。

今までならもうちょっとグワっと行けたところで、身体がロックされます。

ムムム・・・。

 

・・・でも背骨のアーチを考えたら前進しているのです!(多分)

1mmくらい、自分でよ~~~く観察しないと分からない程度です。

かすかな違いで、動画で観察してても微妙な変化ですが、感覚としては大きな改革!

 

背骨、働き方改革!!

一か所に頑張らせるのではなく、背骨全体のチームワークで後屈する方向へ。

まずは意識して足りない部分は「動かすぞ~」と念じながら動く。

逆に動く部分は「使い過ぎないぞ~」とセーブする。

 

背骨の柔軟に使える場所だけを使い続けていたら、、、

当たり前ですが・・・ケガにつながります。

どんどん負荷がかかり、一瞬はアーサナが深まったように感じても、その先はDead endですよ。

 

もっともっと・・・を追求しないへシフト。

長く続ける上で、ケガがなく、正しく深めていく動かし方。

 

今は後屈がやりにくいし、後退しているように感じるけれど、前進するための後退。

そう思ったら、ケガをしないうちにしっかり見直す事に気づけて良かった。

今はどうやったら腰椎と胸椎上部をしっかりつなげて動かせるかを黙々と研究中。

 

間違った方法で前進していた事に気づいた時は、素直に立ち戻ってみる。

・・・そういう一つ一つの学びが、ヨガのプラクティスの意味なのかも。

 

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エラそうな事言っちゃってるけど、、、、まだ出来てないからねっ (*’▽’)

 

結構このスパイラルに入ると出口が長いのも経験済み。

ドロップバックが初めて出来た時。

着地時に手首に負荷がかかり過ぎ、両手首を痛めてしまいました。

ドロップバック出来た!(形はどうであれ)という自分のエゴを手放せず、手首の痛みに耐えて出来た悦に浸ってました。

まだ身体がそこまで準備出来てない状態で、無理やり気合でどうにかやってたのよね・・・。

結局、手首が痛すぎて・・・1か月でドロップバックを諦め、長い間下積みに逆戻りしてやり直したのでした。

(一時期怖くてやらない期間もありました)

2回目に出来るようになるまでに、怖さの克服と身体の使い方の見直しと、、、色々あったわ~・・・(遠い目)。

 

それがあるから、今まだ練習を続けられているのです。

あの時、エゴを押し通して、痛い手首に負荷をかけ続けてドロップバックしていたら・・・(≧▽≦)。

きっとドロップアウトしてたかもな。

 

階段にも踊り場があるように、一旦上昇が止まる時があります。

(私は、逆に踊り場が果てしなく続くタイプです)

踊り場ならまだマシ。

 

高くジャンプするためには、身体を縮めてしゃがまないと・・・とか良い表現。

実際は、ズルしてコマを進んだ分、元の場所に戻ってるんだけどね~ (≧▽≦)。

・・・ズルした先は行き止まりだからね。

 

後退をした分、見えてくる世界があります。

視野も広がります。

こうした学びが楽しくって続けているのかもな・・・なんちゃって。

 

背骨の“柔軟”というキーワードをどこかに落とたらしく、、、しばらく後退しながら見つかるのを待ちます。

見つけた親切な方が居たら、お知らせください(本人は必死に待ってます(笑))