情熱大陸の音楽が流れ始める・・・（葉加瀬太郎さんの、あのバイオリンの音色です）
「あなたにとって、〇〇とは何ですか？」
↑
ここ、一番の見せどころですよね。
くぅー！さすが一流の人の言葉は違う・・・と、番組の最後の余韻を楽しむ瞬間。
朝練終えて、ふと・・・「今の私にとって、ヨガとは何ですか？」という問いに、何の躊躇も無くストンと落ちてきた言葉は、「自己研鑽」でした。
まぁ・・・今の私には、ヨガ＝アシュタンガになってしまっているのですけど・・・。
ポンコツの私の口から、「じ、、、自己研鑽！？」
そんな言葉が出てくるとは思いませんでした (‘ω’)
でも、意外に肚に落ちまして・・・どうりで巷のヨガスタジオには興味が湧かない訳ですね。
なにせ、私にとっては自己研鑽の場ですからね・・・場違いも甚だしい、ミスマッチ。
「ヨガをやったら、スッキリしました」
「ヨガのポーズが出来るようになって楽しい」
「ヨガって自意識高い感じで、選ばれし女子的な雰囲気」
それは、ヨガのポーズを使って行った健康ストレッチなんですよね、きっと。
ヨガのスタジオは、透明感のある若いキレイなイントラさんの声がけに併せてポーズをして・・・ワイワイと楽しく「自分らしさ」みたいな、フレーズが似合う場所。
「自分磨き」というキラキラ・パワーワードの場所。
一方・・・似て非なる「自己研鑽」は、なんとなく、、、精神的な暗くて闇っぽい響きですよね（苦笑）
ま、確かに・・・ヨガのアーサナは瞑想するための身体づくりの為にあるので、、、体操と言えばそうなのかもしれませんね。
ただ、ストレッチが本来の目的では無く、更に言えば、一段と難しいストレッチ技を習得していくことでも、ストレッチで汗をかく事でも無くて・・・。
（アシュタンガの住民がどの口で言ってんだって感じですけど・・・）
誰かに見せるようなモノでも
外でみんなでワイワイやるモノでも
笑顔で楽しくやるモノでも
・・・ないのですよねー、、、今の私にとっては、何せ自己研鑽。
内側の自分の弱さや怠惰さと向き合って、自分を強くしたり豊かにする・・・のが理想です。
わーい！皆でヨガのイベント行こー！
ウエア新作可愛い、買います♡
笑顔でナマステして写真撮りましょう♪
そんな始めた頃のウキウキ・ヨガに舞い上がっていた頃の自分を可愛く思いますよ (‘ω’)
今の私が・・・巷のヨガスタジオに通うとなると、ヨガポーズを使った健康ストレッチ教室だ、と割り切って通うのでしょうね。
ヨガと言う言葉を使うからモヤモヤするので、完全に頭から取っ払い、「ストレッチのイベント」、「公園での青空ストレッチ」・・・なら、楽しくイケる（笑）
あ～なんて面倒くさい人だ。
リラックスヨガでリフレッシュ、これも違和感・・・。それってストレッチ、ですよね ←ひろゆき風
ホットヨガで「無」になる・・・いやいや、暑い部屋でストレッチ運動して大汗かいて脱力しただけです。
ヨガ、ヨガって言うから、何か精神面の鍛錬の要素なのか？と思うけど・・・多分ストレッチの恩恵ではないかと思うのです。
（言っちゃえば、表面的にはアシュタンガだって激しい運動ですけどね・・・、継続していると違った面があるのですよ）
もう一度言います、、、あ～なんて面倒くさい人だ。
なんか、ヨガを始めた頃には思いもしないところに不時着しているようです。
・・・・シビれます 笑
ただ、健康ストレッチとしてのヨガだったら、10年も続けられてなかったと思います。
少しだけ精神面の鍛錬という学びが分かって来てからの方が楽しいです。
日々のプラクティスだって、未だに一喜一憂しますし、出来ないアーサナは出来るようになりたいですよ。
いつまでもポーズが出来ない自分を受け入れて
センスが無い、、、そんなポンコツも受け入れて
じゃぁ～、センスが無いならスキルを磨こうと、色々試して
・・・それでも出来ない自分をまた受け入れて
その繰り返しなので、、、ヒトサマに見せるものでも、自慢げに話す事でもないですけど。
世の中の華やかなオシャレなヨガの雰囲気とは真逆の・・・内側のネクラな闇と対峙する、そんな私のヨガ。
辿り着いたのが、ソコなので・・・きっと私の今のヨガが一番心地よいのでしょうね～。
だからかぁ～、もうイントラをやれるような気がしないのですよ・・・。
自分の中で消化できてないですからねー。
アノ「陽」の雰囲気の中で、身体のインストラクションの誘導のみとキラキラ笑顔で「無理せずに～」とストレッチして、これがヨガです・・・とは言えない。
ヨガだと思わず「ストレッチ」の先生・・・という事ならイケるのだろうけど、、、今はイイかな～。
最後にやっぱりもう一度呟きます・・・あ～面倒くさい人になったもんだ。
