ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

Sthirasukhamasanam スティラスカーサナ

月いちのヨーガスートラの勉強会、実践編の八支則に入ってきました。

今回のキーは、Asana(座法)アーサナです。

サンスクリット語の発音に近いのはアーサナだそう。(アサナではなく))

 

第2章 46節 Stihrasukhamasanam 

(カタカナだと、スティラスカーサナ、、かな?)

言葉ごとに分解するとSthira(安定した) /Sukuham(快適な)/ Asanam(座法)。

 

アーサナとは、快適で安定したものでなければならない』

(引用:インテグラルヨーガ)

 

スートラの時代は瞑想するための座る姿勢という意味で、座法となっています。

今はその座る姿勢をきちんと保てるよう考案されたアーサナ、つまりヨガのポーズが含まれます。

そう・・・だからポーズは安定して、快適じゃないといけない。

ヒィ~、出来なくてあがいているスプタクルマ、どの一瞬も快適も安定も無いわ。

 

勉強会で、「いかに無駄な力を抜いて、アーサナを快適へ導けるか?」という話になりました。

例えばバックベンド系。

力む程、苦しい(←分かってるのに出来ない)。

・・・やっぱり呼吸、らしい。 

アーサナに入っても呼吸を大切にし、身体をスキャンしながら力みを探し&抜く作業。

苦しい時はどこかが力んでいるハズ。

ブリッジしながら、鼠径部、お腹の伸び、肩や腕の力み、呼吸で楽にしていく。

 

呼吸自体が力んでいる事もあるって。(ダースベーダー系)

あれは、身体も呼吸も力んで、安定して快適ではない状態。

 

楽にやっているように見える・・・というくらい無駄な力が抜けているのが理想。

私が尊敬する先輩方の動きは、ほ~んと滑らかで、踏ん張りがなく、淀みが無い。

それでいて、すごいアーサナを静かに落ち着いてやってるから、本当に憧れ。

「ハァハァ」とか「ゼィゼィ」なんて息切れ聞いた事ないもの。

 

例えるなら、自動ドアの様にス~っと動いてる。

私は手動の建付け悪いドアを力でガタゴト動かすよう、、、自覚がある(笑)。

 

目指せ、Sthirasukahamasanam!!

 

私はどうしても肩や背中が力みがち、特に座位の前屈系になる肩や首に力が入ってる。

毎回先生から肩を下げるようにアジャストされるからねぇ~・・・。トホホ。

「前屈すっぞ!」と気合が入りすぎなのかしら。

最近はそういう時は心で「スティラスカーサナ」とつぶやいています(笑)。

そうすると、力がふっと抜けます(←やっぱ力んでる証拠だね)

 

力まない方がエネルギー温存で、アーサナも安定し、息切れもなく、集中できる。

分かってるんだけどねぇ~、気が付くと「フンッ」と肩と首が盛り上がってる。

力むのはやっぱり練習が足りないからかな。

苦手意識、エゴ、焦り、感情の起伏 + 食べたもの(胃に残ってるとツライ)。

出ていけ~、出ていけ~。(で、戻ってくんな~)

 

全部力を脱力するのではないです(笑)、そうしたらアーサナはふにゃふにゃ。

だからバンダは残す、後は手放す。これが難しい・・・。

 

アーサナを形通り取るだけでなく、いかに快適に安定したものにするか、とても重要。

 

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同じ色のマットと同化してスヤスヤ・・・なシュー部長。

(同じ色だから踏んじゃいそうだよ)

ワイワイしている中で、このくらい力が抜けて我が道を行く!くらいが理想よね。