結婚式の引き出物や、お香典返し、最近はカタログが主流。
持ち帰るのも楽だし、好きなものをゆっくり選べるし。
私も頂ける機会があると、テンション上がります。
わぁ♪こんなに一杯の中から選べるんですかぁ!
ワクワク。
私宛のラブレターのような錯覚ですよ。
最初から最後まで熟読します。
ファッション雑貨、キッチン用品、バック、アクセサリー、健康グッツ、食べ物、等々。
全部気になるっ。
1発では決められずに、「また時間のある時にじっくり読んで決めよう」
・・・で、次回。
「もうちょっとしたら欲しいものが変わるかも、また読んで決めよう」
3~4回は繰り返されます、コレ。
・・・結局、自分が何か欲しいのか分からない、、、ものですね。
正確に言えば、「沢山品物はあるけど、すごい欲しいモノ達じゃない」。
あったら、便利なのかも? 持ってるけど、もう1個あっても良いかな?
最初のワクワク感は消え、「この中から何か頼まなくちゃ、損しないモノは何だ?」
似たようなバックが増え、使わないブランド食器が増え、モヤモヤする(笑)。
「ちょうど、あのカタログの品、探してたのよ!欲しかったのよ!」
・・・そんな話をあまり聞かないもんですね。
そりゃそうだ、そこまで欲しいなら、自分でとっくに買ってるわ。
最近のヨガの養成講座やWS情報に似たような感覚になる私・・・。
偶然予定のないオフの週末があると、「なんか受講できるWSやTT無いかな?」
日にちありきで、その日に開催予定のWSやTTを探す。
都内では様々なスタジオで、趣向を凝らしたWS等簡単に見つけられます。
一瞬「え~、じゃ、午前は〇〇でXXヨガ受けてぇ、午後は△△で▢▢メソッド受講しちゃおうかしら。まぁ、私ったらリア充」そんな欲望がチラっとわきます。
申し込みでポチっとする前に、そこでゆっくり考えるようになりました。
WSやTTで資格やメソッドを習っても、本当にこれを役立てる計画があるのか?
単に、時間があるからとか、そうやって忙しくヨガの勉強をしてる“風”な自分が好きなだけなのか?
大抵の場合、最終的な答えは「申し込まない」です(笑)。
結局日々と同じように朝練へ行き、部屋の片付けや、本を読んだりして過ごします。
本当に興味があったり、必要なWSやTTじゃないと将来的に意味がないんですよ。
(過去にTT取ったけど、実際クラスで使ってないの多々ありですもん)
過去に某TTを受講した時に、初日の自己紹介リレーで覚えた違和感を思い出しました。
某有名講師のTTで、参加理由を一人ずつ聞いていた時に「ヨガ〇ェネの講座を全部制覇するために来ました」という某ホットヨガスタジオの先生が(なぜか)2-3人いて、なんかモヤモヤした記憶。
受けたい講座ではなく、ただ全部制覇したいから来たと堂々と言うんだ・・・。
この講座のために心血注いでテキストや構成を考え、愛して育ててきた講師の先生の顔を忘れません。
きっと、その某ホットヨガの先生達は、受講して紙切れ(修了書)もらって満足なんだろうな~。
そして受講TTの数=勲章のようにもてはやされるシステムなのかもな~。
期待しないで受講したら、ビビっと来て大切にしたいモノになるかもしれないですけど・・・。
そうであって欲しいと思います。
カタログでもらった品のように、結局持ってるだけで使うことなくお蔵入りしませんように。
さて、私は来年早速一つTTを受講予定、ずっと日程が合わず見送っていたのでメッチャ楽しみです。
(これはカタログで選ぶのではなく、自分で買いに行くくらい欲しいものに相当します。)
本当に欲しいものを厳選して入手したら、それは自分の中では珠玉の財産になります。
自己満足でなんとなく受講した知識は、一過性で終わる事が多い気がします。
私はこれから財産を育てていきたいですわ。
TTで修了書が出るから参加するとか、あまり興味ないけど日程が空いてたから、、、とか、しません。
もう人生半分折り返しだからさ、何でも欲しがるんじゃなく、時間も脳みそも大切に使わないとね~。
兄の結婚式でもらったカタログから選んだテンプラ鍋は正解でした!
丁度15年くらい使ってたのが汚くなってて、思い切って処分しました。はっはっは、兄よありがとう。