ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

前屈する度にエビになる

12月の終わりに参加したWSより、少しずつ自分の中でアーサナの意識するポイントを変えています。

 

WSのテーマが「エネルギーを巡らせる」というフォーカスでした。

座位の足を伸ばした前屈。パスチモッターナアーサナ

気持ちいい。

・・・特にヨガで柔軟性が増すと前に前にと、倒れたくなる(笑)。

顔から胸から、足にペタっとついて完全な身体二つ折り(!)な状態の前屈。

(なんならチラっと隣にアピール「ほら、私こんなにすごいの」的な)

これ、だめなの。

アシュタンガではアライメントが間違ってるらしい。

 

身体二つ折り前屈(勝手に名付けた)は、骨盤が前傾になっている状態。

アシュタンガでは骨盤はなるべく立たせ、腰を丸めるような姿勢の前屈が良いらしい。

 

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(ほら、ヨガマーラのパタビジョイス師の前屈、全然前に倒れてない様で、しっかり腰を立たせてる!)

 

ただし、気持ち良さは半減。骨盤前傾の前屈の方がリラックスできるし。

私も教えてもらっても、暫く経つと身体二つ折りバージョンに戻ってたり (;´・ω・)。

 

でも、今回、ちゃんと学びました!! メリットを。(←シャンプーじゃないよ)

バンダ!!!!!! ←私が欲しいもの第一位なので強調してみました。

 

前屈の時に腰を立たせる意識をする事で、バンダが鍛えられているのですヨ!

座骨をタックインして下腹が引き込まれると、自然にバンダされます。

これか (゜д゜)!

私の軟弱バンダさんですら、少し感じられるくらい。

 

これが必要だから、腰を丸めるような姿勢で前屈するという訳なのか~。

メリットが分かったらバンダを育てる為にちゃんとやってます (*’▽’)。

 

普通の骨盤前傾で前屈すると確かにバンダ入ってない(入りにくい?)。

私のバンダちゃんが育って無いのは、これサボってたからかなぁ~ (;´・ω・)。

 

また腰を丸めるような姿勢になる時も、、、意識が大切。

私の場合は「腰を丸めるぞ!オヘソ引き込むぞ!」と思うと、みぞおち~上半身に力が入ってガチガチになってしまいます。

呼吸も入らず苦しいし、上半身がとても疲れます。

 

そこで身体を動かす時にイメージする方法を編み出しました。                                                  

色々試してみたのですが、今のところ「エビになる」が一番力が入らず上手く前屈出来ます。

エビです。海老。

海老が海で敵に襲われそうになると、身体の下の方を丸めて尻尾の力で後ろに下がって逃げます。

その動きをイメージしながら前屈します。

 

何が違うかというと、

「腰を丸める&おへそを引きこむ」:おへその裏側を丸めようと必死に腹筋(腹直筋)を使ってます

「エビになる」:尾骨をたくし込み、おへそより下の恥骨の周辺部を収縮させるような力が加わります

(あくまでも個人のイメージなので、人によりピンとくるイメージが違うので探してみてくださいね!)

 

私は腰を丸めようとすると、変に力が入ってしまうようです。

(腰も痛めそうな気がする)

なので、それより下の部分を意識できるようなイメージにしてみると、呼吸も阻害されず上半身も楽です。

 

座位では前屈の度に海老になりながら呼吸しています。

すると、ジャンプバックの練習がいつもよりちょっとだけスムーズ。

まだまだ足が後ろに伸ばせませんが、お尻がちょっとだけ軽く感じます。

バンダさんが一緒に持ち上げてくれているのだと・・・信じています (‘ω’)。

 

ちなみにこの前屈はバンダを育てる用なので、一概にすべてのヨガに当てはまる訳ではないと思います。

フツーに前屈して背中の伸びを感じて気持ち良く呼吸する・・・大好きだし。

 

ただし、自分の気持ち良さを超えてエゴにならないように。

「私、柔らかいの、見て見て!前屈なんてペッちゃんこでしょ」

「隣の人ったら、硬いのね~、私の前屈見て欲しいわ」

・・・なんて心の声が聞こえたら、それは心がヨガから離れてしまっています。

「柔軟自慢にならないように」って先生も言っていました。

そしてケガの元にもなりますしね、アブナイ。

 

私はバンダさんを育てるの頑張るために、海老前屈(と、勝手に名付けた)を繰り返して、またどんな変化が起こるか試してみたいと思います。

するっとカッコよくジャンプバックできる日を夢見てます (‘ω’)。