ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

油分と水分と役立つ脂肪

乾燥の冬を迎え、滝汗から解放され、スムーズな練習が出来る季節。

 

夜が明けきらない暗い時間からの太陽礼拝は、内側の感覚が研ぎ澄まされる様で好き。

 

が、一つだけ困った事が…。

カサカサな乾燥肌過ぎて、滑る(笑)。

 

マリーチCDのツイストになると、レギンスの裾を膝上まで捲り上げます。

上手く二の腕が膝にかかる様に。

レギンスは伸びやすい生地のため、ズルズルと滑ってしまう事があり、捲り上げておくと、肌同士が上手く密着し引っかかります。

(本当はそんな事しなくても腕が絡まないとダメなんですけど)

 

滝汗の夏はレギンスにしっとり汗があるので大丈夫なのですが、汗が出なくなった今の季節はレギンスは布が滑りやすく、スポッと外れてしまいます。

さらに乾燥しきった肌同士では、絡ませた腕がスルッとすり抜けてしまう二重苦。

特に苦手な左側…1回じゃ出来なくて、やり直す事もしばしば。

 

冬の乾燥は、マリーチCDとパシャーサナの大敵です。

 

霧吹きがあればコソッと手に取り、シュッシュと膝と二の腕に吹きかけて水分補給。

無い時は、ちょっとだけ出た汗を使うのですが・・・いかんせん量が足りない(苦笑)。

そして補給した水分はあっという間に肌に吸収されていく…。

乾燥肌の冬、どうにかならんもんかねぇ。カッサカサ (´・ω・`) 

 

そんな時に、私の逞しい二の腕のポニョが役立ちます。

ポーニョ、ポーニョ、ポニョ お肉の子♪♪

振袖の幅が広いおかげで、膝に腕をかけた時になんとか脂肪のポニョが膝に挟まって、ギリでキープ。

はぁ、二の腕の振袖がしっかりしてて良かった唯一のポイント。

とりあえず・・・これでこの冬はやり過ごしてます。

 

普段は邪魔なポニョですが、ツイストの腕掛けの時だけはヒーロー。

 

熟練アシュタンギーニの皆さんは、余分なお肉が無いスラッとした腕なのよね。

どうやって二の腕のポニョがない腕を絡ませて、ツイストをやってるのだろう。

 

もう一つのお困り・・・油分。

 

ガルバピンダーサナで、足をパドマの隙間にねじ込む時も、夏は滝汗に含まれる適度な油分で、2割増しで手が入りやすい。

冬は肌とレギンス同士が乾燥のため、摩擦が大きくなり入り方が2割減。

腕が途中で一度ひっかっかったら、それ以上は奥へ入りません。抜くのもやっと。

汗もなく、水分ゼロ。摩擦2倍。

膝まで裾を捲り上げて霧吹きを使おうにも、レギンスを濡らしてしまうと、そのあと乾くまで冷たく寒いしぃ。

水分は補給されても、油分ゼロなのでスルッとはいかないです。

これも本当は水分や油分に関係なく、腕が入っていかなくちゃいけないんですけどね。トホホ。

 

こうして水分も油分もないカサカサの肌で、カカトはガサガサ(苦笑)。

スネや腕は乾燥でパリパリ。

寝る前にクリームでもと思いますが・・・翌朝練習で滑るからNG。

情けなや~、女子力ゼロ。

 

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冬の練習はノー滝汗&ノー油分。

夏のように、かさばるマットラグを持ち歩いたり、ウエアのニオイを気にしながら持ち歩く事は無いですが、別のお困りポイントがあり、やっぱり一長一短。

 

それでも、良い部分も悪い部分も、文句言ったって変わらないんだし、そこで精一杯頑張らないとね。

 

あー、でも若い頃は冬でも水分も油分もあったのよね…。

いつの頃からか、サヨナラしてしまった。

あぶらとり紙使わなくなって随分経ちますよ…。

外側はカラカラな分、せめて内側の心は潤い豊かに行きたいもんです。

 

潤いは大切よね。女子だもの。

そして水分や油分やポニョに頼らないで、アーサナが取れるようにならなきゃね。