ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

ヘタレ、せめて自分には負けない

はいはい、恒例のヘタレ練習日。

起床から「あ~、もう今日はこのまま2度寝して・・・寝過ごした事にしちゃうか」(←悪代官レベルの悪知恵)。

着替えもチンタラ。

前夜まではインスタで動画見て予習してたのに、翌朝は学習意欲ゼロ~!

しゃーない・・・。さすがにこのアップダウンに慣れて来た6年目・・・苦笑。

 

マットに立って始めてみるものの、やっぱり動きはイマイチ。

アーサナも休み休み。か・ら・だ・が・・・重い。

水の中でもがきながらアーサナしてるような気分。

そう思うと余計溺れそうになる、、、グブグブグブ・・・(沈む音)

息も上がって普段より呼吸も荒く、余計に疲れるのよね。

 

そんな時は心で思うだけじゃなくて、小さくつぶやきます。

「あ~もうマットに立っただけで良し。あとは流してもこなしても良いから、やり切ろう」

 

目標は途中で逃げない。

自分に負けない。

 

自分に負ける・・・・「あ~もぉいいや」と心が折れて途中で止めちゃう。諦めてテキトーにやる。

誘惑の曲がり角はいたるところにあります。

マリーチDの後、、、ハーフプライマリでも良いかな・・・。(いかんいかん!と思って次へ・・・)

仰向けになるポーズ(スプタコナーサナとか)、このままゴロンとしてゆっくりしちゃおうかな。

セツバンダの後、、、身体重いし、このままブリッジかフィニッシングへ・・・(とりあえずもうちょっと!心で自分のお尻を叩く)

ブリッジの後、、、ドロップバックカムアップは、、、どうしよう。今日はやらなくても、いいかな。

 

常に迂回路があって、そっちへ片足踏み入れたくなる。

 

その時に自分を奮い立たせる言葉は「自分に負けちゃいかん」。これこそヨガの大切な部分なのかも。

〇〇が出来るようになる

XXさんより上手くなる

△△のアーサナへ進みたい

 

とかじゃなく、自分に負けない。

 

負けてしまったらオシマイよ。

例えアーサナ失敗して転んでも、バタバタ&ヨロヨロしてたって、逃げない。

 

その姿はヘタレそのものなんですけどね、、、ボロボロになって、ヒィヒィ息が上がってって、脚も弱くてフラフラしてて。

でも心の奥の小さな炎は、燃えてるんだぜぇ(笑)。

 

なので、よろけながらカムアップ5回もチャレンジしてみた(1回尻もち。4回起き上がれても、後ろにステップ)。

収穫は無いですよ、進歩もヒントも無い。

でも、自分に負けなかった。(多分♪)

 

f:id:Piccolina_mami:20200604131503p:plain

日本のスポーツって、特に〇〇道ってつけられるように、根性とかスポーツマン精神とか重んじる(時に重んじすぎる)けど、そういう自分に負けないという心を養う方が大切なのかもね。

 

スポ根で無理してケガをしたり病気になってしまうのは反対ですが、たまには自分に負けないという誇りを実感して成長する事も必要なのかもね。

炎天下で水も飲まず練習するのはスポ根でもないです、、、あれは拷問。

自分が出来なくて、言い訳して逃げそうになるのを踏みとどまって、ワンモア・トライ。←こっちね。

・・・昭和人間だからこんな事思うのかな。(なので、アホなオバサンの独り言だと思ってください)

 

自分に負けなければ良いので、頑張る必要な無いのです。踏みとどまれればそれで全然OK。

そしてそんな自分をちゃんとエライと褒めてあげる!

ヘタレだって、ナマケモノに魂を売り渡さなければ良いんです 笑。

 

今週は半分だけ宅練継続中です。

気温も上がって来たので、朝から窓開けて湿度のない心地よい風が通る、心地よい空間で練習しています。

スタジオ練習なら滝汗かな~・・・なんとか窓際を死守したいわっ 苦笑。

宅練の良さも知ってしまって、やや贅沢になってしまった ( ゜Д゜)