NHKで子供向け番組に出演している子供達に、ちょっとだけ違和感を覚えました。
子役スクールで、笑い方、話し方、全部習ったのでしょうね。
笑ってる風の顔を作っても、目は笑ってないし(苦笑)。
本当の子供っぽさとは離れた「大人が演技指導した子供っぽさ」が、メッキみたいで不自然な感じでした。
ゾワワワ~ (´゜д゜`)
正直なところ・・・お尻がムズムズする居心地の悪さを感じました。
同年代の子供が出ている番組でも、演技指導されてない素人の子供の番組は見ていて自然な感じがします。
逆に大人っぽく振舞おうとしたり、背伸びをしてて微笑ましい。
某民放の「博士ちゃん」。
一般のお子さんが自分の興味を突き詰めて、専門家として一生懸命自分の言葉で研究成果を話す姿は見ていて面白いです。
サンドウィッチマンさんとの掛け合いも微笑ましい。
大人が求めている「可愛らしい子供」ではなくて、活き活きとドヤ顔で専門知識を紹介したりして。
毎回その子の個性がにじみ出ていて、面白く拝見します。
予定調和「想定通りの流れ、結果もその通りになること」。
「無邪気な子供ってこうだよね」という想定で笑い方、動き方、しぐさを演技指導され、その通り子供たちが演技する。
TVで見てる大人が「あ、やっぱり子供ってこうだよね」と思って可愛らしさを感じる。
、、、が作られた世界。
ど~しても苦手みたい。
だって、本来のその子らしさが無くて、皆同じ作り笑顔だもん。
大人受けがいい、素直で元気な子供ばかりって、怖くないですか?
そうじゃないから面白い世の中でもあるんですよね。
最近癒し系ロボットが売れ行きが良いそうです。
話し相手になったり、表情を変えたりして、人工知能でどんどんパターンが増えていくのだそう。
ペットが欲しいと言ったら、アイカタが「コレで良いじゃん」と。
違うのよ、全然違うのよ。
人が作ったロボットは、所詮、人の想定内で成り立ったモノなのよ。
こういう顔や声が可愛い、こういう言葉が幼げでキュンとするはずと、、、あざとさがプログラミングされている。
そう思うだけで興ざめ・・・なのよ。
私がディ〇ニーランドの世界観が苦手なのは、そういうところ。
子役の作り笑顔やしぐさ、人工知能の癒しロボット、ディ〇ニーランド・・・全部、「こういうの、好きなんでしょ」の押し売りをされている気分になるのです・・・。
それよりも、子供達だけで作った林の奥の秘密基地とか好き。
打算とか、媚びとか、、、ないでしょ 笑。
昔の子供番組って、体操のお兄さんと一緒に遊んでても、不愛想で動かない子や、興味が無さそうな子も居たのですよ。
歌のお姉さんの手を煩わす無表情の棒立ちの子とか。
もしや「子供は、こういうお兄さん&お姉さん好きでしょ」という、大人からの押し売りへの反抗だったのかな。
今は皆んな、子役スクールの演出家から指導された通りの動きや表情の子供達の番組になっちゃったのかな~。
子供こそ、それぞれ自然に自由で個性があって良いと思うのだけどな。
なんでこんなにゾワゾワするんだろ~・・・
素直に受け取れないんだろ~と思っていたのですが・・・。
多分、自分の中の嫌なところだから・・・かもですね。
なんとなく求められている物を察知して、その通りに演じる。
予定調和をずっと受け入れて来た自分が嫌なんでしょうね~。
自分の嫌なところほど、他人の行為で目につくって言いますよね~。
保守的な古風な考えの家で育ったからかもしれません。
もうこれからはそういうの、いい加減になろうと思います。
残りの人生は、今までより少しだけ自由に生きたいと思っています。
あっはっは。
人生折り返しまで来たら、怖いものなど無くなっていくのですよ。
寺田心君がTVに出始めた頃、やはり同じように思ったのですが、、、最近の少し成長した姿にプロ根性を感じます。
プロの子役、、、大人が喜ぶ子供のあざとい演技を完璧にこなすプロですよ、逆に。
そう思うと、今後成長して子役としての役割が難しくなった時に、、、どうなっていくのか楽しみです。
もぉすっかりオバサンなもんで、ジャニーズや女性アイドルグループなんて、どれ見ても同じ人に見ててしまうし(笑)。
クイズ番組とかお笑い番組もどれ見ても同じだし、、、最近は動物番組に癒されています。
動物たちは予定調和じゃない事をするから、なんだかホッコリ。
人間が思う通りに行かないから可愛いし、尊いのですよ。