ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

身体のプロンプトエンジニアみたいな

最近の話題の・・・Chat GPTですよ。

あまりビジネス目的で使用する機会はなく、なんとなく慣れるために質問を打ち込んで、その答えにフムフムしながら楽しんでいます。

「更年期でも痩せるためには?」みたいな・・・

(答えは、「食事に気を付けて運動せいや、、、」と当たり前の事が書かれれています。)

 

この「更年期でも痩せるためには?」というシンプルな質問内容では・・・問いが漠然過ぎて、一般的な事しか答えが導きだされないらしいです。

 

上手くChat GPTを使いこなすには、問いを工夫するスキルが求められているそうです。

システムがより適した答えを導き出すために必要な情報を沢山与えてあげる作業です。

「プロンプト エンジニア」という技術。

 

試しにどのくらい質問の答えが変わってくるのか、「初夏の詩」を題材にしてみたら、ハッキリ違いました。

まずは、ざっくり

“初夏の詩を書いて” と入力すると

「・・・(省略)川のせせらぎが耳に響き、夕暮れにはカエルの合掌、初夏の風景が広がる。

心躍る季節の幕開け 夢と希望が実る季節 初夏の美しさに酔いしれる・・・(省略)」

 

“50代都会に住む女性が好きな優しく明るい感じ”と追加すると下記に詩のトーンが変化されました。

「・・・(省略)高層ビルの間を抜ける風 心地よい優しさを感じて 心が軽やかになる瞬間

喧騒を忘れ 一歩踏み出せば 街路樹が青々と葉を広げ 自然と都会が調和する・・・(省略)」

 

“仕事に疲れて希望を失った暗くて尖った感じ”に変えると、全く違った印象に書き換わります。

「疲れ果てた心を抱えて 希望の光が遠く見える 都会の喧騒が胸を締め付ける

暗闇に包まれた日々の中 重い足取りで歩き続ける 初夏の陽は冷たく映る・・・(省略)」

 

・・・これを1秒足らずで全部パパっと画面に表示されるからすごい。

全部Chat GPTが勝手に作った詩です。

誰でも詩人になれんじゃん(苦笑)

私のような使い慣れていない一般素人でも、簡単な問いの追加入力だけでこれだけ出来るのだからねー。

 

プロンプトエンジニアリングという専門分野になると、###や“”など記号を駆使して更に詳しく指令を追加したり、イメージに合う具体的な答えを導き出す技術になってくるそうです。

 

なるほどー・・・と言いつつ、既に入門の導入部分で既にお腹が一杯になっているのです。 (;・∀・)

なんかさ、プラクティスでも、あるある・・・だな、と 笑。

イメージ通りに身体が動かせない、、、ワタクシ、ご存じの通りのポンコツです。

 

身体はChat GPTで、イメージを体に伝えるのが プロンプトエンジニアリング に置き換えられそうな。

 

上手く身体に指令が伝えられないから、身体が思うように動かない(笑)。

正しく動かす様にどうやってイメージを伝えるか、、、そのスキルが足りてない部分が大いに考えられます。

 

例えば「後屈の時に肋骨が横に広がっちゃって、突っ掛かるんだよねー」問題。

どうやったら肋骨が広がらないか?

どのようにどの筋肉を意識して使うか?

呼吸でサポートするにはどうするのか?

 

上手く身体にイメージが伝わってない・・・のでしょうねー。

身体の使い方の癖が強いため、普段から使うべき筋肉が衰え、無駄にムキムキした筋肉が更に発達しているワケですよ・・・。

自分では伝えているつもりでもね、、、身体が受け取ってないという事は、伝えてないのと一緒ってさ。

 

伝わってても身体が硬くて動かない、、、それも別問題としてあります。

今度はその固まった筋肉をストレッチやマッサージで解していくか、、、という体に対する新たな指令が必要になってきます。

これも、自分では分からず闇雲にグイグイ伸ばすか、ストレッチポールでゴリゴリしたり・・・位しか出来てないし。

 

ポンコツなプロンプトエンジニアなため、、、出力能力は最小限。

体の眠っている本来のポテンシャルを使えていない・・・アタイ (´-ω-`)

 

まずは、自分で体をあちこち触れて感覚を確認したり、マッサージして痛い部分や硬い部分を感じて行くところから、、、。

手で触りながら筋肉や骨がどう動いているのかな?と感じると面白いですねー。

左右違ったりします(笑) 可動域の左右差が大きいので、触ってるだけで分かっちゃうのがイタイですけどねー。

 

まずは自分の身体を良く知って、お友達になるところから始めています。

 

正解を導き出すには、沢山の失敗を経験していかないとイケないようです・・・。