ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

「辛い」と「痛い」の守備範囲

マウスウォッシュ(歯磨きの後、口に含んでクチュクチュする、あれです)

いつもはSensitive(敏感)用なのですが、ついつい特売通常バージョンを買ったら、、、刺激が強すぎました。

毎回途中で我慢できなくて、「辛いっ!!」と短めのケアで済ませています。

 

何気なく「辛い!!」と言った後、「辛いのか・・・」と自分から出た言葉に戸惑いました。

刺激が強いものも、“辛い”と表現するのですね(←今更気づく)

 

海水も「辛い」

香辛料も「辛い」

ビールも「辛口」

更に、マウスウォッシュも「辛い」

 

全部、味覚的にそれぞれ違うイメージだけど、、、刺激的なものは「辛い」を使いますねー。

そう考えると、割と「辛い」って・・・味覚としての表現の中で、守備範囲が広いような気がします。

他の、「甘い」「酸っぱい」「苦い」等に比べたら、辛いって色々な場面で使うのですね。

 

ラクティス中、感覚表現として同じ様に守備範囲が広いのは「痛い」です。

ヘッポコプラクティショナーなので・・・この言葉の出動機会が断トツです(笑)

 

痛いという中には

 

筋肉痛の痛さ

骨や神経に響く痛さ

表面的に擦りむいた&打撲の痛さ

関節の自分の可動域を越えてしまった時の腱などを損傷した痛さ

なんなら、分かっているけど無視していた事をアドバイスされた時の「耳が痛い」、の痛さ(笑)

 

色々ヨ・・・(‘ω’)

 

私は、「痛い」を掘り下げて、適切な表現を見つけるのが好きです。

ただ「痛い」というと、何か?どう?痛いのか・・・を伝えられない。

骨折なのか?打撲なのか?擦りむいて出血でもしたのか?

筋肉が損傷した感覚なのか?

神経のシビレのような痛みなのか?

 

どういう感覚を自分が今感じているのか・・・を深堀りします。

 

ブログでは「右背中の痛み」と簡単に表現していますが、実際には先生にはこのように表現して伝えています。

「浮肋骨についている筋肉の一部が過緊張して固まっているので、後屈等で肋骨を開いて可動域を出そうとすると、その筋肉が邪魔をして一緒に動かず肋骨にぶつかったり、伸びないモノを無理やり引っ張ったときの歪みのような痛みです」

 

どこが、

どのようなタイミングで、

どういう動作の時に

どんな感覚

 

骨盤の仙腸関節の神経痛の時も、同様に「痛い」と伝えるのではなく・・・神経痛であること、特定の角度で痛みが出る事などを伝えていました。

 

こんな感じで具体例で伝えると、先生も痛みのイメージがつきやすいのでは、、、と思っています。

そうすることで、先生からの具体的なアドバイスや、どのアーサナをやるか/やらないかを相談できます。

 

ただ「背中が痛いんです」だけでは、判断がつかず、、、、「無理しないでね」で終わってしまうかもしれません・・・。

「何を」「どう無理しないか?」自己判断に任せられるので、これはこれで・・・逆にちょっと怖い。

 

自分で痛みを分析しておくことで、ちゃんと相談して適切なアドバイスを頂ける気がしています。

 

守備範囲が広い「痛い」だからこそ、ちゃんと伝えないと、伝わらない。

 

ただ・・・残念なことは、なぜ「痛み」が発生しているのか?にはたどり着けません(涙)。

そこまで掘り下げて原因究明まで出来れば良いのですけどねぇ。

 

現在進行形で・・・右背中に加えて、右の外腹斜筋が問題を起こしています。

ツイストが出来ない (*‘∀‘)

起始部・停止部がつっぱった感覚があるので、恐らくこちらも筋肉が硬くなって動きにくくなっているようです。

右だけマリーチDが出来ないくらい、筋肉がギュっと収縮したまま伸びないのですよ~。

 

夜のストレッチで一生懸命解しているのですが、翌朝には元の硬い緊張した状態になってるんですよねぇ・・・。

右背中の痛みと連動した問題なのか?

個別に問題を抱えているのか?

f:id:Piccolina_mami:20230804141313j:image

(先日のインド旅行で自分お土産で購入したギータ本)

 

痛みと向き合う時間を無駄に長く経験しているので(笑)、これもあーだこーだ探りながら痛みを探って行きたいと思います。

そしてこれまた、、、日常生活の動作では痛みが出ず、、、練習以外は困らないという便利な痛み(笑)。