ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

ケガは脳が覚えている

少しずつスタジオ練習再開しています。

最初に痛めてから2週間以上たちまして、、、イロイロ出来なくなってる。

苦手なアーサナほど、後退が早いもんです。

(で、また出来るまで時間がかかる)

 

マリーチDがギリやっと・・・練習してない間の体形変化を疑いましたが(笑)、単に苦手ツイストなため身体の使い方が鈍くなってるらしい。

アーサナとして安定していた部分が、2週間のブランクですっかりヨボヨボに。

 

更に身体を動かすより先に、意識が動く事にも気づきました。

ケガをした右背中を必要以上に庇おうとします。

前屈から起き上がる時、ツイストで捻る時、先に意識が動いてしまい「あ、右背中大丈夫かな?痛くならないかな?」と実際の動作より先に、筋肉を固めてしまう。

その為に逆に身体が硬くなり、更にガッツリと力んでしまう。

呼吸も荒くなり、「痛いぞ~、きっと痛いぞ~」と、痛みに備えて意識はケガの部分に集中してしまう。

ちょっと違和感があるだけで「ホラ、痛いの来るぞ、ズキっとくるぞ」と縮こまる。

完全にビビリやね。

 

まずは、ケガの回復は脳と意識から。

無意識に痛みに準備してしまう・・・これを少しずつ解いていかないと。

同じ動きを繰り返して「あ?大丈夫じゃん?」とちゃんと理解させてあげないと。

すぐに練習を再開したからって、元通りとは行かないもんです。

多分筋肉自体は順調に回復しているハズ(がっつり養生したし!)。

 

よくヨガでは、人の身体を馬車、心を御者に例えますね。

心である御者が手綱を上手く操作する事で、身体である馬車が進むんです。

両方がお互いに上手く作用しあう関係。

 

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今のケガのビビリの私は、御者が「あ、坂があるかもしれない、躓くかもしれない」と、何もないのにブレーキをかけて上手く馬車が前に進まない状態じゃないかな。まずは御者の心配の種を解決して、ブレーキを掛けないようにしてあげないと。

 

焦らない・・・焦らない・・・・と自分に言い聞かせてます(じゃないと、逆に大暴走する危険アリ)

 

ほんと、ケガは一瞬で起こるけど、回復は1か月かかります。

だから大切なのは実は回復期なのだろうな~。

硬い心、硬い身体・・・ワタクシは人の2倍かかります。

 

でもね、おかげで諦めもつきました。

来月からのGovindaマイソールでは、華麗にドロップバック&カムアップ決めて先生に成長をみせるぞ・・・な~んて思ってたんですけどね、今はそれよりも日々の練習する姿勢の変化を見てもらえればいいかな。

ま、そういう雄姿をみせるのは、秋までお預けだわ。

 

エエカッコしい・・・をしようとした自分、気づかされました。

呼吸とドリシティ・・・そっちへシフトして頑張ろうと思います。