ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

パッションと正しいアプローチ

最盛期を過ぎた『枯れ』に近づく年齢、身体と相談しながらプラクティスを積んでいく事も大切になってきます。

 

若い頃はイケたのよ、ドンと行け!みたいな勢いだけで。

 

先日サッカーのキング・カズこと、三浦知良選手が50歳を超えてのJ1最高齢出場記録を報じていました。

周りは10代&20代ですよ。

ディーンフジオカさんが「この歳でこれだけの事が出来るのは、パッションと正しいアプローチでしょうね」とコメントしてました。

正しいアプローチ、な・る・ほ・ど ♡

 

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(53歳とは思えない身体ですよね(写真はネットからお借りしました)

 

50歳なんて、身体的にはボロボロですよ。

その状態で、親子ほど年の離れた選手とガチで同じことを求められるわけです。

徹夜なんて平気、1食抜けば2kg軽く減る、元気玉200%の若者達と同じ体力と集中力&瞬発力。

しかもプロとして妥協のないレベル。

ほぼバケモノ認定ですよね ( ゚Д゚) 

・・・今の私(46歳)と同じくらい動ける70歳のおばさんを想定したら、、、

怖いわ。

 

サッカーが大好き♡という情熱をず~~っと維持しているだけでも凄い。

でも、年齢を重ねるごと、その情熱だけではどうにもならない。

特に、体力低下、判断力や瞬発力の衰え。

 

その状態で現役で続けて行くには、今の自分に合わせた正しいアプローチを行う事が大切。

20代と同じ事してたらケガするよ・・・。

 

人一倍入念なストレッチ、身体のケアも2倍。

しっかり身体を休めて疲労を回復させる事も大切になってきます。

 

若さと勢いで攻めていけない分、しっかり身体の管理をしつつ1歩1歩努力する。

 

私のプラクティスも、コレが大切になってきました。

情熱だけで1点突破しようとすると、簡単に跳ね返されてケガします (>_<)

 

痛みが出た時は、身体の使い方をじっくり研究します。

変な動きや、忘れている体の使い方は無いか?

小さい問題の内に摘み取る事が大切。

アーサナが上手く行かなくなった時は、先生に見てもらいます。

自分で解決できない時は、熟練者の第三者の目で見てもらう事も役立ちます。

 

若い頃の様に、エイヤっ!で強引に力ずくでやろうとすると、大きなケガのもと。

回復も長~い時間がかかります。

 

先日、ずっと宅練で調子が悪かったカムアップの原因が1発解決でした。

先生が1回見ただけで「揺れてる時に既に胸が下がってるよ」。

自分では分からなかっただろうなぁ~。おかげでスランプから脱出 (^^)v

 

手首の痛みも、負荷をかけ過ぎない肩と肩甲骨の使い方を意識すると、少しずつ軽減してきました。

肩甲骨を安定させるって大切ね ( ;∀;)。

 

一つ一つ解決して無理のない範囲で何が出来るかを探って行くしかない。

若さや勢いで突破出来ないからこそ、しっかり向き合う姿勢を大切にしています。

 

我流や力技で出来る年齢ではないのです・・・。

少しでも長くプラクティスを継続出来る事を目指すならば、身体の状態、使い方、ケア・・・若い頃の2倍も3倍も気を付けます。

そして結果を急ぎ過ぎず・・・コツコツと♡

情熱は冷める事がないのですよ。I ♡ Ashtanga。