ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

そこにある小さな幸せ

流石に46歳にもなると、、、生活していくだけの力はあります。

 

レベルは低いかもしれないけど・・多少の贅沢だって出来なくもない。

コンビニのスイーツだって30円の違いで季節限定イチゴ味を買うか永遠に悩んだりしない。

たまには奮発してお肉屋の250円の美味しいコロッケだって買える。

一粒千円の高級イチゴだって、一生に一度、一粒くらいなら・・・ (´ω`*)

 

でも、本当に幸せって、、、もっと素朴な所に潜んでいるような気がします。

コンビニスイーツで30円の値段の違いでず~~~っと悩み、我慢して「ヨシ、何かのご褒美にとっとくか、ちぇっ!」と言いながらいつものシュークリームを買う瞬間だったりとか。

小腹が空いてコンビニのコロッケを、アイカタさんと2つに割って半分こしてハフハフしながら食べたりとか。

 

想像してみると、なんかコッチの方が幸せを感じているんじゃないかな~。

 

高級品や、贅沢なものを買えることが幸せとは限らないかも。

それよりも、個人的には小さな幸せをフッと味わえる瞬間が堪らなく好き。

 

これはアーサナをプラクティスする時も同じなのかもなぁ~・・・と思っています。

何も意識せず一発で成功出来ちゃったアーサナでは感じられない幸せ。

「なんで出来ないんだろ?」

「あ~してみよう」

「ここをちょっと変えて再チャレンジだ」

出来ないアーサナに対して、ず~っと対策を考えて、アプローチを変え、色々試している期間。

これが、一番面白くて幸せなのかもしれない。

(出来なくて、凹みもするけど。)

 

ヒマさえあれば考えます。

何か必要か一生懸命考えます。

試してダメだったら、更に考えます。

煮詰まったら、また考えます(笑)。

 

この時間が、実はとっても幸せなのではないだろ~か~。

 

正確にいうと、その時は幸せなんて思っちゃいないし、結構悩んだりモヤモヤしたり壁にぶつかって凹んでたりするのだけど・・・乗り越えた後、充実した面白い豊かな時間だったな・・・と思い返します。

 

それでクリアー出来た日には、もぉ、一日ニヤニヤが止まりません。

 

その味は250円の贅沢コロッケよりも、100円を二人でハフハフして食べた味に似てる。

 

結構・・・人よりも沢山の出来ないアーサナに向き合ってきました。(ドンくさいからね~)

未だに沢山のアーサナで壁にぶち当たってもがいています。

出来るようになったアーサナも、練習していく内になんとなくクリヤーしたものもあれば、個別にストレッチしたり対策を色々試した結果突破口が開いて成功に導かれたものもあります。

 

その一つ一つが、充実した面白い時間だったなぁ~・・・。

そしてこれからも今ぶち当たっている壁を乗り越えたら、そんな風に思えるのかな。

 

ドンくさいなりに小さな幸せを沢山得ているがします。

何でも出来ちゃう人には別の幸福があるのだろうけど、神様はドンくさい人にも平等なのだねぇ。

その小さい幸せをちゃんと感じ取れる感性をしっかり持っておきたいわ。

 

フェラーリが欲しい、億ションに住みたい・・・自分にとってはどーでもいい事。

それよりも自転車(マジでマイカーです!)で外の空気や景色をゆっくり楽しむ時間や、ベランダ菜園で貧弱ながらも大切に育てたお野菜を食べる時間が幸せなんだな~。

 

1年でセカンド全部制覇しちゃったので、アシュタンガなんてヘッチャラです・・・・という人より、プライマリー5年やってます、楽しいです!と言える人であり続けたいと思っています。

 

私、未だにスプタクルマが制覇出来ずにいるので、他のシャラの人には「プライマリーレベルです」と言い続けてるし。

多分、本当にそうで、それでも楽しいから不思議 (*’▽’)。

自分を等身大で受け止めて、小さな幸せを沢山感じて行きたいわね。

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(近所の公園の早咲きの桜。春はもうすぐ、、、!!)