ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

ケガをしたアーサナに再度取り組む

最近は1年以上ケガをしておらず、自分の身体の取り扱い方が分かって来たのだと思います。

(捻ったり、グネったりする筋肉の小さな損傷はあるけどね)

 

以前は、とにかく3か月~半年のサイクルで繰り返してました。

主に開脚ポーズで脚のオーバーストレッチ。

脚の内側の付け根あたりの腱や筋肉を、左右交互に繰り返し痛めてました。

ヒドイ時はやった瞬間「プチ」と断裂音が、、、。(;・∀・)

気持ちと脳だけが先走って、身体の声を聞いてなかった。

 

出来たらカッコイイな♪という不純な理由でグイグイやってた前後開脚。

別名ハヌマーサナ。

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なんとなく出来そうになった時に・・・プチっと2か所から断裂音がして、、、GAME OVER。

痛みや違和感が取れるまで半年以上かかりました。

すんごく、、、痛かった (@_@)。 

一時期は膝を伸ばせず、普段の練習すらおぼつかなかった。

 

それ以来、怖くてハヌマーサナ(前後開脚)は2年以上封印してました。

 

今の自分ならば安全に取り組めると思って、、、夜ストレッチに取り入れています。

肝に銘じて「無理はしない」。←座右の銘です。

必ず最初はブロックを使い、徐々にストレッチして馴らす。

数呼吸して、慣れて来てからブロックを外し、、、、更に余裕があれば両手をマットから離す。

必ずそのプロセスを守っています。

 

以前ケガした時は、何も考えずに前後に足をグイグイ開こうと焦ってました。

今から思う・・・「あの時の私、アホだったなぁ~ (;・∀・)」

完成形ばかりに目を奪われてました。

最初から補助なし自転車を乗りこなせると思っていたのでしょうかねぇ・・・。

未熟者の短絡的なヨガでした。

 

そんな自分に気づけたので、無駄な寄り道ではなかったのが救いです。笑 ( ;∀;)

 

多分ね、、、ドS傾向なんですよ。

だから支障が出たら、力でねじ伏せられると思っているフシがある。

開かない扉は無理やり体当たりして壊して進もうとするタイプ。

多分、、、内側に開くドアだったり、引き戸でも(笑)。

 

そーゆーヤツが一番ケガをして痛い目に遇うのです。(教訓)

 

今は、きちんと自分のプロセスを守り、身体の声を聞きながら時間をかけて前後開脚に取り組んでいます。

力技じゃなくて、ね。

開かない扉は、チョロ~っとずつ油をさして滑りを良くして、徐々に開けて行く事を学びました。

 

コンフォート・ゾーンで無理しないのも、これは成長がない。

でも自分の今の限界を理解して、ムリし過ぎないのも大切。

うまくバランスを取って、ムリせず前向きに練習が出来るのが理想です。

 

他にも昔のケガして封印しているポーズがあるんだよねぇ~・・・。

少しずつ体の声を聞きながら解禁していきたいと思います。

今、自分の身体の取扱説明書が分かってきたからこそ、取り組もうと思えるのでしょうね。

 

ケガからの学びも、、、深い。