プラクティス、楽しんでますか?
・・・と聞かれたら間違いなく「YES!!」と言えます (‘ω’)
私にとって、楽しんで練習出来る事が継続の秘訣です。
苦しい練習は・・・自分を追い込んでいるサイン。
「XXしなくちゃ、ダメ」「〇〇じゃないとイケない」にガンジガラメになってしまっている時なんか、そうですねぇ。
アーサナの形や完成度など、テクニックにコダワリ過ぎてしまうと、楽しむ余裕がなくて視野が狭くなってしがいがちなんです。
外側からは完成した美しいアーサナの形であっても、見ている側も息苦しくなっちゃうかも。
リラックスして楽しんでいると、自然と地に足が着いたアーサナ&練習になっていくと思います。(←なってないので、想像ですけど)
テクニックで頭が一杯になるのではなく、ホンワカ楽しい感じ。
先日、たまたまブレイキン(昭和はブレイクダンスと呼んだのよ)の番組でㇵっとしました。
パリオリンピックの正式競技になるようで、盛り上がって(?―NHKが盛り上げようと頑張って)るようです。
20歳の若さの日本人が世界のトップレベルという事も驚きました。
ま~身体能力が抜群で、クルクル回ったり逆立ちしたり、完成度は素晴らしいです。
あんなに動けたら楽しくてしょうがないだろうな~。
そんな彼の過去の大会をプレイバックしたTVの特集番組の中で、30代後半(峠を越えた年齢)のアメリカ人との決勝戦が面白かったのです。
対戦相手の気迫が凄いのですよ。
テクニックはもちろんありますが、パフォーマンスの雰囲気が明らかに違いました。
(言葉は悪いですが)「お前みたいな若い日本人になんぞ、絶対負けないぜ。ブレイキンは俺らのものだ!」・・・そんな気迫が前面に出たパフォーマンスで、会場中を覆う大きな波を感じました。
もちろん暴力や言葉でもなく、ルール通りダンスで対決するのですが・・・観客もその気迫に圧倒されて、そのまま優勝。
テクニックや身体能力は圧倒的に日本人ダンサーが上に思えました。
でも、終わった後の評価でズバリ言い当てたなと思うのは、「Performance without Soul」という評価でした。
自分の内側と戦い過ぎて、対戦相手と勝負していない・・・そんな感じ。
パフォーマンスの完成度のテクニックはどれも抜群で素晴らしいのだけど・・・伝わってくるもの、そこに「魂」が見えない。
なるほどな・・・。
技は完璧で美しいけど、それだけで人の心は動かない。
それよりも、魂が前面に出たパフォーマンス人が心を動かしたのです。
そして自分のプラクティスの姿と重ねてみました。
「Practice without Soul」になってないだろうか?
このアーサナではXXと〇〇をしなきゃ
ここは1呼吸で入らないと
この動作の時は背骨は△△、顎を引いて、腕は◇◇のように使って~・・・
そんな事ばかりに気を取られてしまってないだろうか?
・・・自分らしく、楽しんでるかな?
以前の自分の練習は、思い返せば、ちょっと苦しかったかな・・・・。
アーサナの完成度・アライメントに囚われ過ぎていたような気がします。
でも、今ケガも乗り越え、心もちょっと成長したワタシ、、、YES!です(完全な個人の見解です(笑))
楽しく練習しているはず。
周りから随分と後れを取ろうが、身体の機能が後退してようが、更年期でモチベにアップダウンがあろうが・・・しゃーない(笑)
それもひっくるめての、楽しい練習。
苦しかった頃の練習に比べて、体も心もリラックスして、肩の力が抜けてた良い感じで練習に向き合っていると思いますのよ♪
これ以上力を抜いちゃうと怠けちゃうので(笑)、今のラインを上手く維持するようにしたいですね~。
楽しい・好きという魂が乗った練習って・・・きっと周りにもHappyな空気を出しているような気がします。
逆に苦しい・厳しいという気持ちの練習は、そんな雰囲気をまとって周りもピリピリが伝わっちゃうような・・・。
そりゃ、苦しいピリピリした空気感より、柔らかいHappyな空気感の方が良いですよね。
完璧なアーサナやテクニックを追求してしまうと、本来の心のお掃除とか成長の部分がオザナリになってしまいがちかもしれません。
美しいアーサナだけど・・・内側の魂が空っぽでは、なんともアンバランス。
いつでも中心軸では心が気持ちよく寛いでいるかを感じてみようかと思います。
そんな豊かな練習では、得られる効果も違ってくると思うのですよ。
Soul「魂」って、見えないものだけどプラクティスには大切な要素だと思えてきました。
魂の(籠った)練習って、カッコいい。
今の私のヘナチョコな魂でも、載せてみたら案外見栄えするかもしれません。
動きも鈍くて、身体も硬くて、美しい練習じゃなくても、きっと気持ちは伝わると思うのですよね・・・ヨガの神様に。
・・・なので、ご褒美待ってる♡
練習であれ、何かのパフォーマンスであれ、まずはファースト・コンタクトで感じたようなワクワクや楽しさを忘れないようにしたいものですね。
(私のアシュタンガとのファーストコンタクトは・・・地獄の筋肉痛でしたけどね(笑))
テクニックに走りすぎない練習をこれからも続けていきたいと思っています。
ポンコツ魂、技術は無くとも愛だけはあるのよ。
もう出来ないアーサナも出来ないを楽しんでますって(笑)←そこはもうちょっと頑張れ。