月一のスートラクラス。
プラナヤーマ、呼吸の章になり、色々また発見がありました。
そして、呼吸の難しさをプラクティスで痛感しております。
アシュタンガのプラクティスで大切なのは
音を出す(ウジャイ呼吸(今はこの言葉を使わないらしいです))
音は自分に聞こえる程度が良い。
大きすぎる(ダースベーダー)小さすぎる(自分でも聞こえない)はNG。
吐く息と吸う息の長さを同じにする
私は、動きの中では、吸うより吐く方が長くなりがち・・・。気を付けよう
常に息の量を均等に保つ
前屈の時など、動き始めは息が大きく、徐々に細くなる。これを均一に
この3つです。
座って呼吸だけ意識していれば、何となく分かってるのですけど・・・。
動いてたら、かなり無理。
早速太陽礼拝Aからアウトです(笑)。
ジャンプバック/インで均等に呼吸の量を保つなんて・・・。
ジャンプで一気に吸うし、着地後鼻息荒いし。
均等な息の量って・・・イヤイヤ、これはかなり高度です。
先生は、出来なくても良いので、そこを目指して練習してみなさい、との事でした。
凄いポーズが目的ではなく、呼吸を正しく行えるような練習を目指しなさい、と。
それが本当のヨガの効果を十分に得られる事になります。
なので、スタンディングだけでも息の長さと量を意識してみました。
いつも吸う息が弱い(音も出にくい)ので、そこもしっかり呼吸を保ち、動きながら意識は呼吸へ向けていきます。
チャトランガ—アップドック—ダウンドックも一息の長さを同じにすると、キツい。
無駄に呼吸を増やさないよう、出来るだけ一息でアーサナに入るように心がけました。
意識すると、プラクティスが充実してきます。
流れが滞る事なく進んでいくイメージ。
隣に誰かいるかも分からないくらい集中のプラクティスとなりました。
やはり、呼吸なんですね。プラクティスの神髄。
それでもまだまだヒヨッコビギナー、シッティングから乱れ、セカンドは呼吸どころではなく・・・。
少しずつ呼吸への意識をキープできるくらい、余裕で動けるようにならなとなぁ~。
ちなみに、スートラクラスでの余談でしたが、今はアシュタンガ(シャラート師)は、弟子に対してのプラナヤーマの指導は行っていないそうです.。
ここでいうプラナヤーマは、片鼻呼吸やウジャイ呼吸ではなく、もう少し高度なクンバカ(保息)を伴う、身体と精神へのリスクが伴う呼吸法との事でした。
なので、大人数でクラスで行えるものではなく、1:1で師匠から弟子へ伝承されるべきものらしいです。
八支則では、アーサナの次がプラナヤーマ。
アーサナで強い身体が出来てから、(高度な)プラナヤーマを行うもの。
(パタビジョイス師の時代は、サードシリーズくらいになると、認められた方だけお声をかけていたそうです。)
呼吸って普段は意識しないで、勝手に吸って吐いてしてるけど、実はとっても大切。
特にアシュタンガヨガでは、アーサナに集中し、呼吸の意識が抜けがち・・・。
でも本当はソッチが大切なんだと気づかされました。
アーサナジャンキーになっちゃいけないよ・・・と。
改めて基本に戻って、しっかり呼吸を見直して練習したい!