ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

呼吸はマントラ

私の好きな先生のお一人、David Swenson先生。

 

一度したお会いできておりませんが、すごくフレンドリーで大御所なのに驕りがなく、真摯な印象。

You tubeで色々解説している動画がありますが、テクニックではなく呼吸やビンヤサなど、根幹の大切なところを解説していらっしゃいます。

・・・しかも、音楽もなく、何の背景もオシャレなアイテムも映らない、ただ本人がパンイチでデーンと座って話しているだけの構図。

それでも引き込まれてしまうのは、やっぱりオーラなのでしょうか。

 

今回、私がハッと気づかされたのは、この動画のプラクティス中の呼吸についての解説でした。

 

Five Elements of Practice - YouTube

(割と分かりやすい英語やジェスチャーで、見ているだけで理解できる部分も多いと思います。)

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ここではプラクティスにおける大切な5個の基本的なことについて解説しています。

ビンヤサ、呼吸、ドリシティ、バンダ、アーサナ

 

理想のウジャイ呼吸、それはマントラを唱えているような静かな穏やかな呼吸。

一気に吸ったり、吐いたり、もしくはグっと力を込めて息を殺したり、、、そんな呼吸でオームを唱えないでしょって(笑)。

 

私の練習中の呼吸はどうだろう・・・。出来てないな (;’∀’)

まぁまぁ踏ん張って、息止めてるし、一気に吸ったり吐いたり、、、の連続。

多分、「オムっ!!!! 」だったり

 「オ・・・(息止めて)ムゥ・・・」だったり。

 

頑張りすぎなのかもしれません・・・。

そう思って、スタンディングからプライマリーシッティングのホールドするカウントで、「この呼吸でオーム言えるかな?」を意識しながら練習してみました。

やっぱり、いつもより体がリラックスできたので、普段は力みすぎと分かりました。

(呼吸法ほど長くゆっくりカウントとするとリズムがズレるので、短めのオームで (‘ω’))

 

動画の中で、アーサナの説明でも呼吸について追加で触れています。

常に自分の中で85%ぐらいの感覚でアーサナをしなさい、と。 

100%で頑張ってしまうと、ちょっとのことでケガやオーバーストレッチにつながってしまう。

85%程度にして体に少し余力を残した状態が良いと。

目安は呼吸が穏やかに行えるかどうか・・・で見極めなさいと。

 

多分、みんなアーサナアーサナって頑張りすぎてるっていう事なんだろうな~。

本来の呼吸や瞑想としてのアーサナに目を向けなさいと言われている気がしました。

 

呼吸が苦しかったら、ちゃんと息ができるところまで戻りなさい・・・

と言われても、そうしたら・・・カポさん、ほぼ膝立ち直立のまま終わっちゃうよ(笑)。

やっぱり息が苦しくても、やっちゃいたい・・・ってのはアーサナに執着してるんだろうなぁ~。

暫くは、そんな執着してる自分を自覚しつつ、取り組むヒヨッコでございます。