ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

自分の身体が先生になる

私にはメインで2つの先生が身体にいます。

肩先生と骨盤先生。

 

自分の身体が上手く使えてない時は、 どちらかの先生が合図してきます。

 

やる気が空回りしていたり、何かエゴが動いている時は、 肩が上がって力が入ってます。

今日そこカムアップ、何か掴むぞ!!とか、〇〇 アーサナはいつもより頑張るぞとか。

XXしたい、△△目指したいとか、 意気込んでいる時ほど鼻息荒く、無意識に肩張ってるモン。

また、不安やこの後の仕事を考えながら練習しても、ダメね~。

 

気づかずに練習を進めていくと、後半あたりで“肩先生”が『 随分と力んどるよぉ~』と言ってくる。

まぁ、既に「時、既に遅し」。 トホホ。

ずっと肩を力ませていたので、今更リラックスも出来ず、 ガチガチのドロップバックで力尽きるだけ。

首や肩の詰まった感覚が残ったままの状態。 体力も無断消耗して疲れ切っちゃう。

やっぱりそういう時は消化不良なイマイチ練習日。

 

ドロップバックでは、骨盤先生の出番。

骨盤先生はドロップバックで下りた後、 手を歩かせて脚に重心を乗せようとすると、それを見てる。

「もうちょい!」とか、「焦って上がるからだよぉ~、 まだだって」とか言ってくる(←先に言え、と文句言いたい)

残念ながら、まだ骨盤先生に褒められたことがありません( カムアップ出来てない)

ブリッジになった後、『焦るな~』という声が聞こえ、 ゆっくり呼吸しながら骨盤の位置を探ってる最中。

焦ってどうにかしようとしたり、 力ずくで何かしようとして失敗した後、骨盤先生が「だろ、 ほらね。」って言ってくる(気がする)。

フワっと上体が少し浮いた時は、全然軽いもの。 ブリッジに戻っても手首に負荷がかかってないので痛くない。

 

実際に先生に見てもらわなくても、 身体はちゃんとサインをくれるんですよ・・・。

Body talks.

その感覚をしっかりと受け止めるアンテナを内側に張り巡らせてお かないとね。

まぁ~、私の場合は受け取ったところで、 それを上手く活かせてないってオチなんだけど。

 

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スタジオで先生は一人だから、 ずっと自分に付いて教えてくれるわけではありません。

先生に依存するような練習じゃなくて、 自分の身体の先生を頼りにするのも大切。

 

色々聞きたがる生徒でした、、、ワタクシ。

聞いて出来ないくせにねぇ~ 苦笑。

最近、あまり質問が出ない。

自分の中の悶々としている部分は、 自分の感覚で探って行かないといけない。

たまに先生(本物)が、うまくキラーパスをくれて、見事解決! なんてことも多いけど。

自分から「なんで?」「どうしたらいいのですか?」「 何がいけないんですか?」と外側(先生)に丸投げする解決は、 自分の成長につながらないからね。

結構身体に聞くとヒントくれるもんよ。

ヒントくれないのはスプタの神様ぐらい(苦笑)。

 

きっと上級者は家でこうやって身体の声を聴いて練習できるんだろ ね~。

ヘッポコの私は、宅練しようとすると、 身体の先生の言葉をかき消すオーディエンスがうるさい。

床のホコリだったり、ソファーの下に何か落ちてたり、 目線に全部囚われちゃうのよね。